先日、Aras Innovator の Release 36 がリリースされましたので、今回のブログでは Release 36 の主な機能強化ポイントをご紹介いたします。
過去のリリースの機能強化ポイントは、以下よりご参照ください。
Release 35 の機能強化ポイント
Release 34 の機能強化ポイント
Aras Innovator Release 36 のログイン画面は、以下のデザインに刷新されています。
では、ここから Release 36 の機能強化ポイントをご紹介していきます。
1. 最近閉じた・最近変更したアイテムに簡単にアクセスできるようになりました
Release 36 より、最近閉じたアイテムと最近変更したアイテムに簡単にアクセスできるようになりました。
Release 35 でタブバーの左側にドロップダウンボタンが追加され、現在開いているタブをリストから選んでアクセスできるようになりましたが、今回新たに「最近閉じたアイテム」と「最近変更したアイテム」の2つのメニューも追加されました。
これにより、誤ってタブを閉じてしまった場合でも、このリストから簡単に再度開くことができるようになり、「最近変更したアイテム」の一覧には、リレーションシップグリッド内等で編集したアイテムも含まれます。
なお、この2メニューを利用して開けるのは、アイテムのタブのみで、検索グリッド等は含まれません。
また、このリストはセッションをまたいで保持されるため、ログアウトし再ログインしたあとも、前回の作業をすぐに再開できます。
「最近閉じたアイテム」と「最近変更したアイテム」のリストには、デフォルトではそれぞれ最大で10件まで表示されますが、表示するアイテム数は、以下より変更可能です。
アイテムタイプ「環境設定(Preference)」のリレーションシップ「一般設定(Core_GlobalLayout)」内の 「最近のタブ数(recent_tabs_count)」 プロパティの値を変更してください。
※ 必要に応じて、ユーザメニュー内の「環境設定リセット」も実行してください。
2. リストプロパティの値を柔軟に検索できるようになりました
リストプロパティ(List型、Filter List型、Filter List型)において、String型と同様に、シンプルサーチおよびアドバンスサーチでも、ワイルドカードを利用したあいまい検索や、OR条件・NOT条件を利用した検索が可能になりました。
- 「*」と「%」は、ワイルドカードとして機能します
- 「|」 は、OR として機能します
- 「!」 は、NOT として機能します
3. デフォルトでRead Committed Snapshot Isolationが有効化されるようになりました
Release 36 より、データベースのデフォルト設定として Read Committed Snapshot Isolation(RCSI) が有効化されるようになりました。
この変更は、マルチユーザ環境でのトランザクションのブロッキングを最小限に抑えることを目的としています。
これにより、書き込み操作が読み取り操作をいたずらにブロック(その逆も同様)することがなくなります。
以上、今回のブログでは Release 36 の主な機能強化ポイントをご紹介させていただきました。
さらなる詳細は リリースノート をご参照ください。
また、より快適な日本語表示をするための 日本語ランゲージパック もぜひご利用ください。