先日、Aras Innovator の Release 35 がリリースされましたので、今回のブログでは Release 35 の主な機能強化ポイントをご紹介いたします。
過去のリリースの機能強化ポイントは、以下よりご参照ください。
Release 34 の機能強化ポイント
Release 33 の機能強化ポイント
Aras Innovator Release 35 のログイン画面は、以下のデザインに刷新されています。
では、ここから Release 35 の機能強化ポイントをご紹介していきます。
1. ユーザインターフェースのスタイルが大幅に更新されました
Release 35 では、ユーザインターフェースのスタイルが大幅にアップデートされました。
基本的な機能や操作はこれまで通りですが、全体にわたってモダンで洗練された、より使いやすいデザインに更新されています。
上記でご紹介したログインページのほか、以下のランディングページや、
検索グリッドや、
アイテムページなどが刷新され、より直感的な操作が可能になっています。
2. グリッドデータへの条件付き書式設定が可能になりました
グリッド内のデータに対して、プログラムを使わずに、条件を設定して色分けすることができるようになりました。
例えば、「ライフサイクルのステートに応じて、セルの背景色や文字の色を変える」といったことができ、条件設定にはプロパティの値やアイデンティティを利用し、AND条件やOR条件の定義も可能です。
設定は、アイテムタイプに新設された「ルールの管理」メニューから行います。
今回は、ステートが「Preliminary」と「Released」の場合に色分けする設定をしてみました。
なお、Release 35 では、上記の「背景やテキストに色を設定する」機能のみの提供となりますが、今後のリリースでは「条件に応じて、プロパティの値を表示/非表示にする」といった機能も追加予定です。ぜひご期待ください。
3. テーマカラーがカスタマイズできるようになりました
管理者が、Aras Innovator のテーマカラーを、組織のブランドや好みに合わせて設定できるようになりました。
「Global」プレゼンテーションに、以下の3つのオプションが追加されています。
- テーマ プライマリ : 「検索」や「編集」などの主要な操作ボタン、グリッドで選択した行のハイライト、リレーションシップタブのラベル、読み込み中のスピナーなどに反映
- テーマ セカンダリ : 「破棄」ボタンやモーダルダイアログ内の「キャンセル」ボタンなど、注意喚起や否定的な操作に使われる要素に反映
- テーマ ブランド : ナビゲーションサイドバーやクライアント全体の背景色などに反映
なお、デフォルトの色に戻したい場合は、以下の値を再設定してください。
- テーマ プライマリ : #0F66CB
- テーマ セカンダリ : #303444
- テーマ ブランド : #1E212B
4. コンテンツ未表示時にメッセージが表示されるようになりました
各種コンテンツがまだ表示されていない場合、その状況を説明するメッセージが表示されるようになりました。
例えば、まだお気に入り登録がされていない左側のパネルや、検索実行前の検索グリッドでは…
検索実行した際に、該当する検索結果がなかった場合の検索グリッドでは…
画面分割時に、まだタブが表示されていない右側画面では…
表示するフォームがなかったアイテムビューでは…
上記のように、様々な場面で「今どういう状態なのか」がわかりやすく説明されるようになっています。
5. プロモートダイアログが刷新されました
アイテムのプロモート時に表示されるダイアログが刷新され、より直感的に操作できるようになりました。
6. 子アイテムの登録時にタイプアヘッドが利用できるようになりました
リレーションシップタブ内に既存のアイテムを追加する際に、タイプアヘッド機能が利用できるようになりました。
これにより、検索画面を開くことなく、簡単にアイテムを選択して登録することができます。
これまで既存のアイテムを追加する際は、検索画面を開くためのボタンが表示されていましたが、Release 35 からは入力フィールドに変更されました。
このフィールド内に、登録したい子アイテムのキーネームを入力していくと、前方一致で合致するデータがリスト表示されます。
リストから該当のデータを選択する、またはEnterキーを押すだけで、リレーションシップタブ内に簡単にデータを追加できます。
なお、これまで通り、検索画面を開き、そこからデータを検索して登録することも可能です。
7. サイドバー上のアイテムタイプの順序を変更できるようになりました
ナビゲーションサイドバーにピン留めしたアイテムタイプの順序を、ドラッグ&ドロップで自由に変更できるようになりました。
なお、この変更は、ログアウトし、再ログインした際にも保持されます。
8. 簡単にタブにアクセスできるドロップダウンリストが新設されました
タブバーに、今開いているすべてのタブが表示されるドロップダウンリストが新設されました。
これにより、開いているタブの数に関係なく、リストから任意のタブを選んで簡単に切り替えることができるようになっています。
以上、今回のブログでは Release 35 の主な機能強化ポイントをご紹介させていただきました。
さらなる詳細は リリースノート をご参照ください。
また、より快適な日本語表示をするための 日本語ランゲージパック もぜひご利用ください。