アラスジャパン合同会社は本日 EIZO 株式会社が、デジタルトランスフォーメーションの一環として事業変化やマスカスタマイゼーションへの対応力を強化するため、Arasプラットフォームを選択したことを発表しました。

EIZO は、「Visual Technology Company」として、急速に変化しているビジネス環境で市場の要求に応え、優位性を維持するためには、現状の業務や情報基盤における柔軟性、拡張性が課題であると考えました。そこで、社内の生産性向上とビジネス変化への対応力を強化するため、デジタルトランスフォーメーションの取組みを立ち上げ、デジタルものづくり構想を進める中でAras プラットフォームの選定に至りました。Aras プラットフォームのオープンで拡張性の高い機能を活用し続けることが、お客様へのマスカスタマイゼーションへの対応力を向上し、事業の進化につながることを期待しています。

EIZO は Aras プラットフォームを使用して、プロジェクト管理、文書管理、設計 BOM(EBOM)および製造 BOM(MBOM)管理、ワークフロー管理を実現予定です。 また、 ERP システムへの BOM 転送、および MES との工程表(BOP)連携も実現予定です。さらに、医療機器製造に不可欠な法規制対応や技術文書、ワークフロー管理等の分野では、株式会社日立システムズが幅広く技術支援を提供しています。

「Aras の柔軟でオープンなプラットフォームにより、お客様は新しいプロセスに容易に適応して迅速にビジネスニーズに対応できるようになり、既存のシステムにさらに付加価値をもたらします」とアラスジャパン合同会社 社長の久次昌彦は述べています。「Arasは、デジタルものづくりの現在および将来のニーズに対応できる唯一の PLM プラットフォームによって、EIZO 株式会社のデジタルトランスフォーメーションの取組みをお手伝いできることを誇りに思っています」

EIZO株式会社 について
EIZO株式会社は、1968年の創業以来一貫して「映像」にこだわり、「Visual Technology Company」として、高品質・高機能の映像機器や映像ソリューションを、ビジネス、ヘルスケア、クリエイティブワーク、インダストリー、アミューズメントなどの幅広い市場に提供しています。本社のある日本のほか、中国、ドイツ、米国に開発拠点および製造施設を持ち、欧州を含めた17社のグループ会社を通じて90か国以上に製品・サービスを届けています。https://www.eizo.co.jp/

Arasについて
Aras は、産業用デジタルアプリケーションのためのレジリエントな(しなやかな)プラットフォームを提供しています。当社のオープンかつローコードなテクノロジーにより、ますます複雑になっている製品の設計開発、製造、保守等の部門を対象に、柔軟でアップグレード性を備えたソリューションを迅速に提供しています。Arasのプラットフォームおよび製品ライフサイクル管理(PLM)アプリケーションは、製品ライフサイクル全体およびサプライチェーンの、あらゆる部門・部署のユーザーを重要な製品データやプロセスと繋ぎます。米国マサチューセッツ州アンドーバーの本社をはじめ、世界の主要なオフィスから、350を超えるグローバル顧客と25万を超えるユーザーをサポートしています。Aras Innovator プラットフォームは無料でダウンロード可能で、すべてのアプリケーションはアップグレードを含めて単一のサブスクリプション価格でご利用いただけます。川崎重工業、富士フイルム、日立製作所、マイクロソフト、村田製作所、Airbus、Audi、GE、GM などの顧客に採用されています。