アラスジャパン合同会社は本日、多様な建築製品のメーカーであるYKK AP 株式会社(以下 YKK AP)が、バリエーション管理、コード管理、プロジェクト管理を通じて持続可能なビジネスの成長を実現するため、Arasプラットフォームを選択したことを発表しました。

Arasのプラットフォームを検討する以前、YKK APは、開発サイクルの短縮やデータ品質の向上といったユーザーの要望に適応することが困難な、大幅にカスタマイズされたパッケージシステムを使用して商品開発プロセスを管理していました。一方、今後も革新し続けることの重要性も認識されていました。そこで、ライフサイクル全体で商品情報を正しく管理し、市場競争に勝ち残る優位性を提供するために、同社は現状の商品開発をサポートしつつ、ビジネスプロセスの進化など新しい環境に適応できるシステムを必要としていました。
YKK APは、高度なアーキテクチャ、柔軟性、アップグレード性、サブスクリプションモデルによる費用メリット等を選定基準にArasプラットフォームを選択しました。以前のシステムとは異なり、ArasのプラットフォームはYKK APの要件に合わせてカスタマイズでき、将来のアップグレードも含まれているため、ビジネスの変化における労力を削減します。YKK APは常に最新のソフトウェアとイノベーションにアクセスすることが可能で、事前にコストを想定したうえでその技術を活用できます。

「YKK APを取り巻くビジネス環境は劇的に変化し続けています。それでも、私たちは品質にこだわり続け、顧客への付加価値提案とそれを支える技術開発に真剣に取り組み続けます。」と、YKK APの開発・品質担当副社長 菅間 信太郎氏は述べています。 「私たちは共に成長し変化できるシステムを必要としており、Arasプラットフォームには現在のニーズをサポートするだけでなく、将来の未知のビジネス イニシアチブにも適応できる能力があると感じました。」

YKK APについて
快適な住空間をつくる「窓やドア」、美しい都市景観をつくる「ビルのファサード」など、さまざまな建築用プロダクツを通してこれからの時代にふさわしい事業価値を創造するため、YKK AP は日本で、そして世界でモノづくりに取り組んでいます。

Arasについて
Aras は、産業用デジタルアプリケーションのためのレジリエントな(しなやかな)プラットフォームを提供しています。当社のオープンかつローコードなテクノロジーにより、ますます複雑になっている製品の設計開発、製造、保守等の部門を対象に、柔軟でアップグレード性を備えたソリューションを迅速に提供しています。Arasのプラットフォームおよび製品ライフサイクル管理(PLM)アプリケーションは、製品ライフサイクル全体およびサプライチェーンの、あらゆる部門・部署のユーザーを重要な製品データやプロセスと繋ぎます。米国マサチューセッツ州アンドーバーの本社をはじめ、世界の主要なオフィスから、350を超えるグローバル顧客と25万を超えるユーザーをサポートしています。Aras Innovator プラットフォームは無料でダウンロード可能で、すべてのアプリケーションはアップグレードを含めて単一のサブスクリプション価格でご利用いただけます。川崎重工業、富士フイルム、⽇⽴製作所、マイクロソフト、村田製作所、Airbus、Audi、GE、GM などの顧客に採用されています。

Aras および Aras Innovator は、米国および/またはその他の国々における Aras Corporation およびその子会社、関連会社の登録商標または商標です。その他のすべての社名、ブランド名、製品名、または商標は、各所有者に帰属します。