ものづくり企業は、独自の手法や文化を構築し、新しい技術や製品を生み出してきました。
しかし現在、多くの現場が属人化した業務や部門間の情報分断、ファイル中心の非効率な管理といった課題を抱えており、DX 推進の足かせとなっています。
これまで培ってきた強みやノウハウを活かしながら、変えるべき部分を見極めて変える――それが、製造業における本質的な製造業におけるDX のあり方だとArasでは考えます。
その実現には、自社の業務内容やプロセスに柔軟にフィットし、将来的な変化にも対応できるPLM(製品ライフサイクル管理)システムが不可欠です。
製品ライフサイクル全体に関わる情報を一元化し、データ同士の関係性や文脈を持たせて活用する「デジタルスレッド」の仕組みを取り入れることで、部門を超えた連携と、より迅速・的確な意思決定が可能になります。
ものづくりは全てつながっている データもつなげよう
デジタルスレッド とは、データやプロセスをデジタル化し、設計・開発から製造、サプライチェーンまで一貫した情報の流れを実現する概念を意味しています。PLM において、情報の持つ意味や、情報間の依存関係等、他の情報とつながっていることがとても重要だと考えます。
部門内や業務領域内でしか使っていなかった、サイロ化されたデータ、ワークフロー(プロセス)、意思決定プロセスを他と繋げることによって、情報のトレーサビリティ、ナレッジマネジメント、コミュニケーションなど多くの課題を解決することができると考えられています。
さらに、どの時点からでも双方向に情報をたどり、確認できる仕組みを備えることで、過去から未来、上流から下流までの一貫した可視性を確保することが可能になります。Aras Innovator では、このデジタルスレッドを構築できるよう、データ連携を可能にし、横横断的に情報を繋げます。
製造業におけるデータ活用にご興味がある方は、 こちらのeBook で詳しくご紹介しています。
Aras Innovator は、既存の業務システムやデータ環境と柔軟かつ確実に連携できるオープンなアーキテクチャを備えています。
ERP、CAD、BOM、MES、品質管理システムなど、すでに導入されている多種多様なシステムとデータのやり取りが可能であり、新たなPLM 導入にありがちな「システムの再構築」や「情報の二重管理」といった負担を最小限に抑えます。
既存投資を無駄にすることなく、必要な部分から段階的に統合を進められるため、リスクを抑えながら確実にDX を前進させることができます。
また、拡張性の高いプラットフォームであるため、将来の業務や組織の変化にも柔軟に対応できます。
既存環境を活かしながら新たな価値を創出できること――それが、Aras Innovator の大きな強みです。
Aras Innovator は、業務部門の課題や現場の気づきを素早くシステムに反映できるローコード開発環境を備えています。専門的なプログラミング知識がなくても、ドラッグ&ドロップや設定ベースの操作で、画面レイアウトや業務ロジックのカスタマイズが可能です。
これにより、従来のようにシステム部門や外部ベンダーに依存することなく、業務現場のニーズに応じた迅速な改善・拡張を自社内で継続的に行うことができます。
頻繁な仕様変更や個別対応が求められる製造業において、柔軟性とスピードを両立した運用体制を実現できるのが、Aras Innovator の大きな特長です。
PLM(製品ライフサイクル管理)の重要性は理解しつつも、「初期コストが高い」「導入に時間がかかる」といった理由から、導入に踏み切れない企業も少なくありません。
Aras では、PLM を柔軟かつ導入しやすい形で始められるサブスクリプションモデルを採用しています。クラウドベースの提供により、初期投資を抑えつつスモールスタートが可能。必要に応じて段階的に拡張できるため、負担を最小限に抑えながら、確実に効果を実感できる導入アプローチです。
「まずは一部門・少人数で試したい」「短期間で成果を出したい」 ── そんなニーズにも柔軟に対応できるため、自社の成長ステージや課題に合わせて、無理なく導入・運用が進められます。
さらに、サブスクリプションには日常的なサポートやトレーニングに加え、将来的なアップグレードも標準で含まれており、継続的に進化し続けるPLM 環境を維持することが可能です。
カスタマイズの程度にかかわらず、将来のアップグレード費用も含まれています。
利用者が増えても安心。トレーニングはいつでも、何人でも、無償で受講可能です。
1 つの契約ですべての機能が利用可能。拡張ごとに追加のライセンス費用が掛かるといったことはありません。
バージョンアップでの最新機能、セキュリティーアップデート、ホットフィックスを提供します。
PLM システム運用を支えるサポートは、問い合わせ件数無制限です。
課題、利用状況に応じて、PLM も変化できるよう支援していきます。
PLMによる業務改善とAras Innovatorの活用方法についてシリーズでご紹介しています。
第一回目:業務にシステムを合わせる、新しいPLM