先日、Aras Innovator の Release 33 がリリースされましたので、今回のブログでは Release 33 の主な機能強化ポイントをご紹介いたします。
過去のリリースの機能強化ポイントは、以下よりご参照ください。
Release 32 の機能強化ポイント
Release 31 の機能強化ポイント
Release 33 の機能強化ポイント
Release 32 からは Microsoft ASP.NET Core/.NET: Runtime and Hosting Bundle 8.0.1 が必要です。
インストールまたはアップグレードされる場合は、事前にインストールをお願いします。
1. Release 33 のログイン画面のご紹介
Aras Innovator Release 33 のログイン画面は、以下のデザインに刷新されました。
2. レスポンシブフォームのマルチバリューリストの表示形式が拡張されました
ひとつのリストから複数の値を選択できる「マルチバリューリスト」をレスポンシブフォーム上に配置した際、Release 32 まではチェックボックスでしか表示できませんでしたが、Release 33 からはコンボボックスでも表示できるようになりました。
3. Technical Document において、テキスト編集機能が改善されました
Technical Document 内のリストやテキストエレメントを編集する際に、一般的なテキストエディタのように、EnterキーやBackSpaceキー、Deleteキーを利用してより簡単に操作できるようになりました。
このように、より簡単に操作できるようになっています。
なお、当機能を有効にしたい場合、各ドキュメントエレメントの「エディターの構成」欄に「tdf.documenteditor.standard」を設定してください。
4. サーバイベントに「onLock」「onUnlock」が新たに追加されました
新たにサーバイベントに追加された「onLock」および「onUnlock」を使用すると、開発者はアイテムタイプの標準のロックおよびアンロック動作を置き換えるカスタムロジックを作成できます。この機能は、データフェデレーションのユースケースに役立ちます。
以上、今回のブログでは Release 33 の主な機能強化ポイントをピックアップしてご紹介させていただきました。
さらなる詳細は リリースノート をご参照ください。
また、より快適な日本語表示をするための 日本語ランゲージパック もぜひご利用ください。