みなさま、こんにちは!
アラスジャパン トレーナーの時田です。
先日、Aras Innovator の Release 17 がリリースされましたので、今回のブログでは Release 17 の主な機能強化ポイントをご紹介いたします。
※ Release 14 以降、従来のSP(サービスパック)の形ではなく、Release 14 → Release 15 → Release 16 → ・・・と5週間程度の間隔を目安にリリースされていきます。
※ Release 14 以降からのアップグレードは、Aras Update ツールを利用して簡単に行えます。アップグレード方法は こちら をご覧ください。
また、過去のリリースの機能強化ポイントは、以下よりご参照ください。
◆ Release 17 の機能強化ポイント ◆
【1】Release 17 のログイン画面のご紹介
Aras Innovator Release 17 のログイン画面は、以下のデザインに刷新されました。
【2】アイテムの「編集」と「クレイム」を別々に制御できるようになりました!
これまでは、アイテムの画面上で「編集」ボタンをクリックすると、同時にクレイムもされていました。また、編集モードのアイテムの画面上で「完了」または「破棄」ボタンをクリックすると、そのクレイムは解除(アンクレイム)されていました。
Release 17 からは、アイテムを「編集」モードにしただけではクレイムはされず、また、クレイムしているアイテムの「完了」/「破棄」ボタンをクリックしただけでは、クレイムは解除されません。
これにより、データ編集に伴う制御をより細かく行えるようになりました。
なお、アイムテムの「利用中ユーザ(locked_by_id)」には、「編集」または「クレイム」(あるいはその両方)されているときに、ユーザ名が表示されます。
【3】Technical Document内のエレメントをドラッグ&ドロップで移動できるようになりました!
Technical Documentのエディタ内でドラッグ&ドロップすることで、任意のエレメントを任意の場所に移動できるようになりました。
※移動先は、各Technical Document に設定した「スキーマ」で許可されている場所である必要があります。
【4】Technical Documentにドラッグ&ドロップで画像を追加できるようになりました!
また、Technical Documentでは、任意の場所にドラッグ&ドロップで画像を追加することもできるようになりました。
※追加先は、各Technical Document に設定した「スキーマ」で許可されている場所である必要があります。
【5】「フェデレーテッド」プロパティで利用できるデータタイプが追加されました!
「フェデレーテッド」プロパティを作成する際に、「String」/「Date」/「Float」のデータタイプも利用できるようになりました。
※「フェデレーテッド」プロパティとは、値は持たず、サーバ側で特定のプロパティや値を使って計算されたものを表示するプロパティのことです。
【6】TOCエディタから、TOCフォルダやTOCメニューをパッケージ化できるようになりました!
TOCエディタから、TOCフォルダ(カテゴリ)やTOCメニュー(アイテムタイプやHTMLページなど)を、CUIアイテムとしてまとめてパッケージに追加できるようになりました。
以上、今回のブログは Release 17 の主な機能強化ポイントをピックアップしてご紹介させていただきました。
さらなる詳細は リリースノート をご参照ください。
それではまた次回、こちらでお会いしましょう。
アラスジャパン トレーナー 時田 和佳奈