みなさま、あけましておめでとうございます🐯
アラスジャパン トレーナーの時田です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、先月下旬に、Aras Innovator の Release 15 がリリースされましたので、今回は Release 15 の主な機能強化ポイントをご紹介いたします。
※ Release 14 以降、従来のSP(サービスパック)の形ではなく、Release 14 → Release 15 → Release 16 → ・・・と5週間程度の間隔を目安にリリースされていきます。
なお、過去のリリースの機能強化ポイントは、以下よりご参照ください。
・Release 14 の機能強化ポイント
・Aras 12 SP16 から SP18 の機能強化ポイント
・Aras 12 SP12 から SP15 の機能強化ポイント
◆ Release 15 の機能強化ポイント ◆
【1】Release 15 のログイン画面のご紹介
Aras Innovator Release 15 のログイン画面は、以下のデザインに刷新されました。
【2】TOCエディタがさらに機能拡張されました!
前回のブログ で、Release 14 より管理者がTOC(メインツリー)の構成を定義するための「TOCエディタ」が新設されたことをご紹介しました。
Release 15 では、このTOCエディタがさらに機能拡張され、TOCに任意のフォームとHTMLページをメニューとして追加できるようになりました。
なお、Aras 12 までは、各アイテムタイプの「TOCビュー」タブより同様の設定ができましたが、当機能の追加によって、より簡単にTOCへのメニュー追加が行えるようになりました。
【3】Foreign 型プロパティを利用した「全ページのソート」ができるようになりました!
これまで Foreign 型プロパティを利用したデータの並べ替えは「各ページ内」でのみ行えましたが、Release 15 より、データが複数ページにまたがっていた場合も、全件でのソートができるようになりました。
なお、この Foreign 型プロパティの並べ替えは、Order By を利用して AML を実行する際にも有効です。
【4】各グリッドの操作性がさらに向上しました!
検索グリッド・リレーションシップグリッドにおいて、編集できる列と編集できない列がすぐにわかるように色分けされるようになりました。
また、Multilingual String 型のプロパティでは、グリッド上からデータを入力するセル内にボタンが追加され、より簡単に多言語入力ができるようになりました(従来は、F2 キーを押してウィンドウを開く必要がありました)。
以上、今回のブログは Release 15 の主な機能強化ポイントをピックアップしてご紹介させていただきました。
さらなる詳細は リリースノート をご参照ください。
それではまた次回、こちらでお会いしましょう。
アラスジャパン トレーナー 時田 和佳奈